ラストワンマイル協同組合と小倉運送の新サービスがもたらす軽貨物配送業界への影響
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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物流業界では日々新たなサービスが誕生し
特に越境ECの需要拡大に伴い
効率的な輸送体制が求められています。
そんな中、ラストワンマイル協同組合と
小倉運送が共同で開始した新サービスは
九州から関東間の越境EC貨物を対象に
より効率的かつ持続可能な物流を
実現するものとして注目を集めています。
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本ブログでは、この新サービスが
軽貨物配送業者にとってどのような影響を
もたらすかについて、深掘りしていきます。
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新サービスの概要とそのメリット
2024年8月1日から提供が開始された
この新サービスは、小倉運送が提供する
「Sea&Rail輸送」と「保税蔵置場」を
組み合わせた物流スキームに
ラストワンマイル協同組合の
「LCC配送」を融合させたものです。
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Sea&Rail輸送:
小倉運送が得意とする海上輸送と
鉄道輸送を組み合わせた
モーダルシフトを活用。これにより
九州から関東への大量の貨物を
効率的に運搬することが可能です。
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保税蔵置場: 輸入された商品を
関税の支払いを遅らせて
保管できる場所で
企業にとってキャッシュフローの改善や
関税支払いのタイミングを
柔軟に調整できる利点があります。
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LCC配送: 首都圏で強みを持つ
ラストワンマイル協同組合の配送網を活用し
消費者への迅速な配達を実現します。
軽貨物の配送業者が活躍するエリアでもあり
非常に重要な役割を担います。
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この新しい物流スキームは
特に越境ECを展開する通販企業に
大きなメリットを提供します。
九州から関東への幹線輸送を
鉄道にシフトすることで
環境負荷を軽減しトラックドライバーの
労働負担も削減できるのです。
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軽貨物配送業者への影響
このサービスが軽貨物配送業者にとって
どう影響するかを考えると
主に以下のポイントが挙げられます。
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環境負荷の低減と持続可能な配送の実現
モーダルシフトによる鉄道輸送の活用は
トラック輸送に比べてCO2排出量の削減が
期待されます。軽貨物配送業者にとっても
この流れは業界全体の環境意識の向上を
象徴するものであり、自社の環境対策や
持続可能なビジネス運営に対する
アピールポイントとなるでしょう。
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消費者や企業は、環境への配慮を
重視する傾向が強まっており
エコフレンドリーな配送業者への
需要も増加しています。
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こうした新サービスの導入は
軽貨物配送業者がより環境に
配慮した取り組みを
アピールするチャンスでもあります。
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配送効率の向上
鉄道輸送により、幹線輸送が効率化される
一方で、ラストワンマイル配送の需要は
引き続き高まることが予想されます。
首都圏におけるラストワンマイル協同組合の
「LCC配送」によって、消費者に商品が
素早く届けられることで
軽貨物業者の稼働率も増加するでしょう。
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EC市場の拡大とともに、配送量が増加する中で
効率的に商品を届けるためには
ラストワンマイルの部分が重要です。
このサービスでは、物流全体がより
シームレスに連携し、軽貨物配送業者にとっても
効率的な稼働が可能になると考えられます。
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コスト削減と安定供給
この新サービスでは、九州から関東への
大量輸送が鉄道で行われるため
輸送コストの削減が期待できます。
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これにより、企業はコストを抑えつつ
商品を安定的に供給できるようになります。
特に越境EC企業にとっては
物流コストが大きな課題となることが多いため
このサービスは非常に魅力的です。
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軽貨物配送業者にとっても
安定した供給体制の確立は重要です。
繁忙期や予期せぬ需要増加に対応できる体制が
整うことで、配送業者の負担軽減につながります。
さらに、コスト削減分が企業から配送業者への
報酬やインセンティブに反映される
可能性もあるため、収益の向上が期待されます。
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今後の展望と軽貨物業者の戦略
この新しい物流サービスは
九州から関東への越境EC貨物を
対象としていますが、今後は
他の地域にも展開される可能性があります。
軽貨物配送業者としては
このような新しい物流スキームに対応するために
いくつかの戦略が求められます。
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技術の導入: 物流のデジタル化が進む中
効率的な配送を行うためにはGPS追跡システムや
配車アプリの活用が不可欠です。これにより
配送ルートの最適化やリアルタイムでの
荷物の状況確認が可能になります。
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パートナーシップの強化:
ラストワンマイル協同組合のような
地域に根ざした協同組合や
大手物流企業とのパートナーシップを築くことで
配送業務の拡大が期待できます。
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特に新サービスが導入されるエリアでの
業務提携は、ビジネスチャンスの
拡大につながります。
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環境対策の強化: 新サービスの環境負荷削減に
対応するために、自社の配送車両を
エコカーにする、またはバイオ燃料を使用する
などの取り組みが重要です。
環境意識の高い企業との取引を増やすためにも
持続可能な物流への取り組みは不可欠です。
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まとめ
ラストワンマイル協同組合と小倉運送が提供する
新しい物流サービスは、九州から関東への
越境EC貨物において
コスト削減とリードタイムの短縮を実現する
画期的な取り組みです。
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軽貨物配送業者としても、
この新サービスに対応し効率的な配送体制を
整えることで、業務の拡大と持続可能な
ビジネス運営を追求するチャンスが広がります。
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