“モノを捨てない”物流へ。ヤマダHDが描くリユース時代の輸送革命
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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2024年5月28日
ヤマダホールディングス(HD)は
山口県山口市に「ヤマダ西日本
リユースセンター 山口工場」を竣工し
6月1日から本格稼働を開始しました。
グループ企業の
シー・アイ・シーが運営を担う
この施設では、エアコンやテレビといった
小型家電から、冷蔵庫や洗濯機などの
大型家電まで、幅広い製品の
リユース対応が行われます。
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この取り組みは
単なる工場開設にとどまらず
今後の物流や軽貨物業界にとっても
大きな転換点になる可能性を秘めています。
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家電リユースにかけるヤマダHDの本気
ヤマダHDはすでに群馬県に
「ヤマダ東日本リユースセンター」を設け
2022年にはその増設も実施。
今回の山口工場は
その西日本版ともいえる重要な戦略拠点です。
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この新工場では、消費者から
回収した中古家電を分解・洗浄・点検
再組立のプロセスを経て、再製品化。
再生された製品は「YAMADA GREEN」の
環境マークを冠して、全国の
ヤマダデンキ店舗で販売されます。
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この一連のサイクルは
循環型社会の実現に直結するだけでなく
製品の寿命延長による廃棄物削減
さらには温室効果ガス排出の
低減にも貢献するものです。
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地域循環×短距離輸送で変わる物流のかたち
今回の山口工場の開設には
もう一つの大きな狙いがあります。
それは西日本エリア(中国・四国・九州)で
発生するリユース家電の
“生産と供給の最適地化”です。
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これまで、東日本で再生された製品を
西日本へ長距離輸送していた際に
発生していたCO2やコストを抑制し
より環境負荷の少ない
ロジスティクスを構築するという目的です。
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このような“地域完結型”の
物流モデルが実現すれば
軽貨物配送業者の果たす役割も
大きく変わってきます。
大量輸送ではなく、小口・高頻度
地域密着を武器とする軽貨物こそが
この新しい流れに最適なのです。
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兵庫拠点の私たちにとっての追い風
兵庫県に拠点を置く私たち
株式会社アスファレスのような
軽貨物業者にとって、この動きは
非常にポジティブなニュースです。
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山口県の山口市から見て
兵庫県はちょうど西日本エリアの
ハブに位置しており、関西圏と中国
四国・九州エリアをつなぐ
絶好のポジションにあります。
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実際に、以下のようなニーズが
今後広がることが予想されます:
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リユース製品の地域配送
(工場→店舗/工場→エンドユーザー)
家電回収依頼のラストワンマイル集荷
小売店からの返品・再生依頼対応
サポート業務や設置作業を伴う付加価値配送
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こうした分野では、スピードと
丁寧さが求められるため、軽貨物業者の
対応力が活きる場面が多くあります。
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環境配慮が物流の価値基準を変える
かつては「早く」「安く」
「たくさん運ぶ」が物流の
評価基準でしたが、今やそこに
「環境に優しいか」が加わっています。
CO2の排出量やリユース率といった
“環境指標”は、事業者選定の
重要な要素となりつつあります。
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ヤマダHDのような大手企業が
この分野に真剣に取り組む姿勢は
今後のBtoB物流にも
確実に影響を与えます。
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軽貨物業者としても、単なる運送ではなく
「持続可能な流通をどう支えるか」を
意識した提案が求められる時代に
入っているのです。
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まとめ:
物流の役割は“つなぐ”から“支える”へ
ヤマダ西日本リユースセンターの完成は
家電リユース業界にとっての
前進であると同時に、私たち
物流業界にとっても新たな
可能性への扉が開いた瞬間です。
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これからの物流は
ただモノを動かすだけでなく
資源を生かし、環境を守り
人と社会をつなぐ“循環の仕組み”
そのものになっていくでしょう。
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兵庫県を拠点にする私たちアスファレスも
この流れを柔軟に捉え、持続可能な未来の
一翼を担う存在として成長していけるよう
日々努力を重ねてまいります。
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代表取締役 荒川祐太
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