物流2024年問題とCO2削減に向けた新たな挑戦 – 兵庫県を拠点とする軽貨物配送業者がローソンとワタミの共同配送から学べること
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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11月14日、ローソンとワタミは
物流2024年問題への対応と
CO2削減を目指し、宮崎県と鹿児島県の
一部エリアでの共同配送の開始を発表しました。
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この取り組みは、ローソンの配送ルートに
ワタミの営業拠点を組み込み
「ワタミ宅食」の商品を一緒に
配送するという形で行われます。
これにより、配送効率が向上し
年間約52トンのCO2削減効果が見込まれています。
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私たち兵庫県を拠点とする
軽貨物配送業者にとっても
このニュースは非常に興味深いものです。
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物流業界全体が2024年問題や
環境問題に直面する中で、効率的で
持続可能な物流を模索する取り組みが
増えています。ローソンとワタミの
共同配送から学べることや、私たちの
業務に活かせるアイディアを
考えてみたいと思います。
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共同配送の意義
– 物流2024年問題と持続可能な物流の実現
物流2024年問題は、働き方改革関連法の
施行によってトラックドライバーの
時間外労働が制限されるため
業界全体に影響を与えるものです。
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特にトラックの不足が懸念され
効率的な輸送システムの構築が
急務となっています。
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ローソンとワタミが行う今回の
共同配送の取り組みは
こうした問題に対応するための一例であり
既存の物流ネットワークを活用して
複数企業の荷物を同時に配送することで
車両の使用を最小限に
抑えることが可能となります。
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配送効率の向上と同時に
CO2削減も大きなメリットです。
配送車両を減らすことで
排出量を大幅に抑えられるため
環境にも配慮した持続可能な
物流を実現できます。
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私たち軽貨物配送業者にとっても
同じ地域内で異なる依頼元の
商品をまとめて配送する
「共同配送」や「配送ルートの組み込み」は
効率的で環境負荷の低い配送手法を
構築するための参考となるでしょう。
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兵庫県を拠点とする軽貨物配送業者にとっての
共同配送の利点、宮崎県と鹿児島県で
実施されるローソンとワタミの
共同配送から学べるポイントは多くあります。
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兵庫県内でも、共同配送や配送効率化の
取り組みを検討することで
さまざまな利点が見込めるでしょう。
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1. 配送コストの削減と収益性の向上
複数の企業の荷物をまとめて
一度に配送することで、ルートを効率化し
運行コストを削減することが可能です。
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兵庫県内でも、多くの企業が物流費の
圧縮を求めており、軽貨物配送業者としても
他の配送業者や企業と連携し
同一エリアへの共同配送を実施することで
配送効率を向上させつつコストを
削減する機会が得られます。
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配送効率を上げ、コスト削減を実現することで
サービスの質を向上させ
収益性も向上するでしょう。
2. 環境負荷の低減
ローソンとワタミが取り組んでいるように
配送車両の台数を減らすことで
CO2排出量を削減することが可能です。
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環境問題への配慮は企業価値を
高めるためにも重要であり
持続可能な物流を目指す姿勢は
地元の取引先や顧客からも評価されるでしょう。
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また、兵庫県内での配送においても
企業や地域のエコ推進活動に協力することで
地域社会に対しても良い影響を
もたらすことができます。
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軽貨物配送業者としての実践アイディア
兵庫県を拠点にした軽貨物配送業者として
今回の事例をどのように活かせるかを
考えてみます。
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1. 配送ルートの見直しと共同配送の提案
配送ルートの見直しは、業務効率化に直結します。
近隣エリアでの配送先が重複する場合や
少量の荷物のために長距離を移動する
ケースがある場合、他の配送業者や
取引先と協力して共同配送を行うことで
ルート全体の効率化が可能です。
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たとえば、飲食業者や他の小売店が
兵庫県内で定期的に商品を配送する場合に
軽貨物車両を使った共同配送を提案することで
配送業務の効率化とコスト削減を実現できます。
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また、共同配送の実施に際しては
ルートを最適化し、異なる企業の商品を
一括で配送するためのスケジュール調整や
効率的な積載計画が重要です。
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こうした取り組みを通じて、配送時間の短縮や
燃料費の削減を目指すことができます。
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2. 需要に応じた柔軟な配送体制の導入
ワタミの「宅食」では、土日祝日の
納品数が少ないため、通常の配送体制では
効率が低下するという課題があります。
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私たちも、曜日や時間帯によって
配送の需要が変動する場合、フレキシブルな
配送体制を構築することで対応できます。
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兵庫県でも、イベント開催や
観光シーズンの影響で配送需要が
増えるケースも多いため、シーズンや
曜日によって柔軟に人員や車両を
配置できる体制が求められます。
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3. 持続可能な物流を意識した取り組みの提案
ローソンが取り組んでいる
「チルド・定温商品の配送回数の削減」は
配送頻度を見直し、環境負荷を低減する一例です。
同じように、兵庫県内での配送においても
頻度を適切に調整することで環境への配慮を
示すことができます。
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また、地元企業に対しても
CO2削減に向けた取り組みとして
共同配送や配送頻度の調整を
提案することが可能です。
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こうした姿勢は、環境に配慮する
企業としての信頼を高め
顧客や取引先との関係強化にもつながります。
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最後に
物流業界全体が抱える課題に対して
ローソンとワタミが共同配送に
踏み切った背景には、2024年問題や
環境問題に対応する必要がありました。
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この取り組みは、物流業界全体にとって
新たな挑戦の一歩となるだけでなく
私たちのような軽貨物配送業者にも
多くの示唆を与えてくれます。
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兵庫県内でも、物流効率化と
CO2削減が求められる中で
私たち軽貨物配送業者ができることは
まだ多くあります。配送ルートの最適化や
他社との共同配送、柔軟な配送体制の導入など
業務改善を通じて持続可能な物流の
実現に向けて一歩ずつ取り組んでいくことが
求められます。
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こうした取り組みが、兵庫県を拠点とする
軽貨物配送業者としての
競争力を高めるだけでなく
地域社会への貢献や、環境への
配慮につながることを願い
今後も物流業界の変化に柔軟に
対応していきたいと思います。
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