着るエアコンが現場を変える。ノジマの熱中症対策に学ぶ、夏を乗り切る物流の工夫
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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今年の夏も
例外なく厳しい暑さが続いています。
全国各地で真夏日が常態化し
特に物流業界では「熱中症との戦い」が
喫緊の課題となっています。
そうした中、家電量販店大手のノジマが
打ち出した熱中症対策が
業界内で注目を集めています。
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同社は、改正労働安全衛生規則の
施行に先駆けて、物流センターで働く
200人に対し、富士通ゼネラル製の
ウェアラブルエアコン
(以下「ウェアコン」)を配布。
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6月から本格的な運用をスタートさせました。
従来の対策に加えて、身体を直接冷やす
“着るエアコン”という発想は
まさに次世代型の熱中症対策といえます。
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ノジマの“本気”が見える環境整備
ウェアコンの導入にとどまらず
ノジマは2021年からすでに倉庫天井に
大型シーリングファンを設置するなど
作業環境の改善に積極的に
取り組んできました。
さらに、倉庫内には塩飴や
ミネラルウォーターも常備し
塩分・水分の補給を促す体制も整えています。
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こうした施策は一貫して
「安心して働ける現場づくり」を
追求する姿勢の表れといえるでしょう。
作業効率や生産性の向上はもちろんですが
その前提として
「健康が守られていること」が今や
最重要テーマとなってきています。
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軽貨物業界にも波及する
“着用型冷却”の可能性
私たち兵庫県を拠点とする
軽貨物配送業者にとっても
夏場の安全対策は他人事ではありません。
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車内のエアコンがあるとはいえ
荷積み・荷降ろし、走行中の温度差
アイドリング規制など、ドライバーを
取り巻く環境は年々過酷になっています。
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特に、軽貨物車両は大型トラックと異なり
遮熱・断熱性が限られているため
熱がこもりやすく、短時間でも
体力を奪われやすい状況です。
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そうした現場において、ウェアコンのような
“個人装着型”の冷却アイテムは
今後の標準装備になっていく可能性を
秘めています。
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現時点ではコスト面や
耐久性の課題もありますが、「人材確保」と
「労働環境の改善」を両立する鍵として
ウェアコンのようなテクノロジーの
活用は無視できない選択肢となるでしょう。
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自社視点:
安全を守るのは“仕組み”と“気配り”
私たち株式会社アスファレスでも
夏場の配送にはさまざまな工夫を重ねています。
たとえば以下のような取り組みは
現場で高く評価されています。
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配送ルート設計において
休憩・補給ポイントを明確にする
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ドライバーごとに冷却タオルや
携帯用ファンを常備
高温日には早朝・夕方の稼働を増やし
ピークタイムの稼働を減らす
水分・塩分補給を呼びかける
「暑さ対策チェックリスト」の配布
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さらに、現場の声を吸い上げて
日々の業務に反映していくことも欠かせません。
制度だけでは補えない“現場力”が
軽貨物業界の強さであり
改善の源でもあります。
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安全はコストではなく“未来への投資”
ウェアコンのような最新機器を
導入するにはコストがかかります。
しかし、ドライバーの健康を守り
業務を安定的に回していくうえで
「安全」は決して削ってはいけない要素です。
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人材不足が続く中で
“選ばれる職場”であり続けるには
「働きやすさ」の追求こそが鍵です。
ノジマのように、本気で現場に向き合い
実効性のある対策を重ねていく姿勢が
私たちにも大きなヒントを与えてくれます。
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まとめ:真夏の物流現場に、希望を
今年の猛暑を乗り切るためには
一人ひとりの体調管理と企業全体の支援体制
両面からのアプローチが必要です。
ノジマが取り組んだウェアコンの導入は
その象徴的な取り組みといえるでしょう。
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私たちもまた、現場の声を大切にしながら
テクノロジーと工夫を駆使し
安全と効率を両立する
“次の一手”を打ち続けていきます。
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