トヨタL&Fがサクラクレパス大阪工場に最新物流システムを導入
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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物流の現場では、日々の積み重ねが
企業の成長を左右するといっても
過言ではありません。
兵庫県で軽貨物配送を行う私たちにとっても
荷主企業がどういった物流改善を
進めているのかを知ることは
業界全体の動向を把握するうえで
非常に重要です。
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今回ご紹介するのは、あの文房具メーカー
「サクラクレパス」が、大阪工場に
新たに建設した次世代型物流センター。
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この施設に
豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーが
設計・構築・導入した最先端の
物流システムが本格稼働した
というニュースは、私たちのような
軽貨物事業者にとっても
大きな刺激とヒントに満ちた事例です。
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サクラクレパス物流センターの全貌
新たに誕生した物流センターは
大阪府にあるサクラクレパス大阪工場の
敷地内に建設されたもので
地上5階建て・延床面積は
約1万9800㎡(約6000坪)と
かなりの規模を誇ります。
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文房具という比較的軽量で
多品種な商材を扱う業種において
このような大規模施設を持つ
ということは、それだけ出荷の量や
品目管理の難しさがある
ということを物語っています。
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その複雑さに対応するため
物流のプロフェッショナルである
トヨタL&Fが、設計構想から
導入完了まで一貫してサポート。
単なる機器納入にとどまらず
現場改善活動を重ねながら
最適な物流構造を追求したといいます。
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自動倉庫×WMSで、保管も出荷も
“次のステージ”へ
この物流センターの要となっているのが
トヨタL&F製の自動倉庫システム
「ラックソーターP」です。
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なんと約8000パレットもの保管が可能で
出荷頻度や品目特性に応じて
重量ラック・中軽量ラック
垂直回転棚などを使い分け。
さらにはサイドピッキング型の
自動倉庫も導入することで
よりスムーズかつ省人化された
ピッキングが可能となっています。
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加えて、WMS(倉庫管理システム)の
全面刷新も実施。
従来のアナログ中心だった在庫管理や
出荷業務の情報をデジタル化
一元管理することで、ヒューマンエラーの
低減とオペレーションの迅速化が
実現しています。
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私たちのような配送側にとっても
こうした「出荷精度の高い荷主」との
取引は業務の安定性に直結します。
積み荷間違いや伝票不備などの
リスクが減れば、ドライバーの
ストレスも軽減され
結果として全体の効率が向上します。
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年間1億円近いコスト削減も視野に
サクラクレパスの新物流センターでは
今回の物流刷新によって、年間で
数千万円から最大1億円規模の
コストダウンが期待されているとのこと。
これは単なる設備投資の回収ではなく
将来的な競争力維持にもつながる施策です。
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このように、現場に即した合理化
システム化を重ねることで
企業全体の生産性が向上する
という事例は、非常に多くの
配送現場に応用できるポイントだと思います。
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たとえば、軽貨物配送業者にとっても、
出荷元の情報精度が向上すれば
誤配送が減る
倉庫との連携が強化されれば
積み込み時間が短縮できる
ピッキング効率が上がれば
時間通りの出発が可能になる
など、波及効果は少なくありません。
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軽貨物業者が注目すべき3つのキーワード
今回の事例から私たちが学べるポイントは
大きく3つあります。
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1. 自動化=効率の最大化
自動倉庫やWMSは大企業だけのものと
思われがちですが、私たち中小配送業者も
そのメリットを享受できます。
効率の高い拠点からの荷受けは
それ自体がサービス品質の向上につながります。
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2. 現場目線の改善活動
トヨタL&Fが物流センターの構想段階から
「現場目線」で提案を行っていたことは
軽貨物業界においても重要な考え方です。
現場を知らずしてシステム化は成立しない
という原則は私たちの業務改善にも通じます。
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3. パートナーとの共創が鍵
配送業者単独でできる改善には
限界があります。しかし荷主や
設備ベンダーと協力しながら
オープンな関係性で現場改善を
進めることで、結果的に
“働きやすい現場”が実現できます。
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まとめ:
物流の進化に私たちも歩調を合わせよう
サクラクレパスとトヨタL&Fによる
今回の物流改革は、「作業者の負担軽減」と
「全体効率の向上」を両立させた
好例といえるでしょう。
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そしてその成果は
単に大企業の話にとどまらず
私たち軽貨物配送業者にとっても
多くの学びがある内容です。
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私たちも、ただ荷物を運ぶだけでなく
より効率的で持続可能な物流体制の
一翼を担う存在として、こうした動きに
敏感に反応し、提携や連携のチャンスを
逃さないよう心がけていきたいところです。
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物流の未来を支えるのは
テクノロジーだけではなく
現場の知恵と連携の力。
今後も業界全体が連携しながら
成長できるよう、私たちも
自分たちの現場から一歩ずつ
進化を続けていきます。
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