ロジレス×佐川急便のAPI連携で送り状をワンクリック発行に!~兵庫県を拠点にする軽貨物配送業者の視点~
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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近年、EC市場の急拡大に伴い
物流業界では出荷作業の自動化や
効率化がますます求められています。
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そんな中
ロジレスが提供するEC自動出荷システム
「LOGILESS」の倉庫事業者向け
オプションプラン
「LOGILESS Plus[WMS]」が
佐川急便とのAPI連携を実現し
送り状の発行をワンクリックで
行えるようになったとのニュースが
入ってきました。
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EC通販事業者や倉庫事業者の視点が
クローズアップされがちなニュースですが
私たちのような軽貨物配送業者にも
影響が及ぶ可能性があるため
この取り組みについて掘り下げて
考えてみたいと思います。
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LOGILESSと佐川急便のAPI連携の概要
「LOGILESS」は
OMS(受注管理システム)と
WMS(倉庫管理システム)が一体化した
EC自動出荷システムで、EC事業者の
さまざまな受注情報を集約し
倉庫への出荷指示を自動化するサービスです。
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新たにオプションプラン
「LOGILESS Plus[WMS]」から
佐川急便の送り状をAPI連携で
発行可能になったことで
以下のような利点が生まれます。
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CSV出力・取り込みが不要
従来は、LOGILESSからCSVを出力して
佐川急便の送り状発行システム「e飛伝」に
取り込む必要がありました。
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しかし、API連携により、LOGILESS上で
ワンクリックで送り状を印刷できるようになり
作業工程が大幅に簡略化されます。
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リアルタイムな出荷指示
LOGILESSはOMSとWMSが一体になっているため
10分に1度、注文情報が倉庫事業者の画面に
自動連携されます。これは倉庫内の
作業をスピーディに進めるうえで
大きなメリットです。
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デバイス柔軟性と導入コストの低減
既存のデバイスで動作するため
倉庫側の初期投資を抑えつつ運用を
スタートできるとのこと。
あらゆる商材や荷主、物量に応じた
フレキシブルな対応が期待できます。
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後出し送り状の活用
納品書と送り状を分けて運用できるため
納品書同梱のあるオーダーでも
作業スタッフにすばやく出荷指示書を
渡せるメリットがあります。
これにより
出荷開始の遅延やミス削減にもつながります。
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軽貨物配送業者としての視点
私たちのように兵庫県に根ざした
軽貨物配送業では、EC事業者との直接取引や
倉庫事業者からの依頼で中小規模の
配送案件を手掛けることが多くあります。
今回のニュースで注目すべき
ポイントを以下にまとめました。
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1. 作業効率の向上
出荷現場での送り状発行が自動化されれば
倉庫や事業者のオペレーションスピードが上がり
荷物の発送がスムーズになります。
結果として、私たちが倉庫へ荷物を
ピックアップしに行く際の待ち時間が
短縮される可能性があり
日々の配送スケジュールに余裕が生まれます。
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2. ミスの減少と安定した配送
送り状の手書きや手作業によるデータ入力を
減らすことで、宛先や商品情報の間違いを防ぎ
トラブルや再配達が減ることが期待できます。
実際、再配達が減ることで私たち
配送業者の負担も軽減され
最後の一マイルのサービス品質も
向上するでしょう。
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3. 地域物流への波及効果
兵庫県内の倉庫事業者やEC事業者が
このような先進的なシステムを導入することで
地域全体の物流水準が底上げされます。
さらに、システム導入や効率化が進むと
中小の配送業者も協業しやすくなり
共同配送や地場産品のEC展開など
新たなビジネスチャンスが
開拓される可能性があります。
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今後の展望と課題
佐川急便とのAPI連携による
送り状のワンクリック発行は
倉庫内作業の効率化だけでなく
配送現場にもポジティブな影響を
与えると考えられます。
しかし、以下の課題も
依然残っている点は意識すべきでしょう。
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システム導入コストと教育
新しいシステムを取り入れるには
倉庫事業者やEC事業者が費用と
スタッフの教育時間を
確保しなければなりません。
特に中小規模の事業者は資金面や
リソースの制限があるため
導入を躊躇するケースも考えられます。
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多様な配送業者との連携
佐川急便以外の大手宅配業者や
私たち軽貨物事業者とも同様の
API連携やデータ共有が進むかどうかが
業界全体の効率化にとって重要です。
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ラストマイルの課題
倉庫からの出荷が効率化しても
最終的に荷物を消費者へ届ける
「ラストマイル配送」が依然として
多くの課題(ドライバー不足や交通事情など)を
抱えています。
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ワンクリックで送り状が発行できても
配達スタッフや車両の確保が追いつかないと
結局顧客満足にはつながりにくいでしょう。
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まとめ
ロジレスが提供する「LOGILESS Plus[WMS]」と
佐川急便のAPI連携によって、送り状の発行が
格段にスムーズになることは
ECや倉庫の現場で多大なメリットをもたらします。
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私たちのような地域の軽貨物配送業者も
こうしたデジタル技術の導入によって
得られる作業効率化やミス削減の恩恵を
間接的に受ける可能性が高いでしょう。
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エンドユーザーの満足度やコスト削減
労働環境の改善など
物流業界が抱える課題を解決する糸口として
今回のニュースは一つの大きな前進といえます。
私たちも引き続き、新しい技術やサービスの
動向を注視し、地域に寄り添う配送サービスを
提供していきたいと思います。
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