魅力ある業界として選ばれる運輸業へ:軽貨物配送業界から見た展望
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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2024年問題が目前に迫り
物流業界全体での対応が求められる中
関東運輸局の藤田礼子局長が就任し
新たな方向性が示されました。
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藤田局長は「安全最優先」「利用者の利便性向上」
「現場で働く人を大切に」といった
3つのポイントを軸に、運輸業界全体の
課題に取り組んでいく姿勢を明らかにしています。
今回は、軽貨物配送業者として
藤田局長の就任による業界の変化や
これから求められる取り組みについて
アスファレス目線で考えていきます。
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安全最優先:
軽貨物配送業界に求められる安全対策
藤田局長が強調する「安全最優先」の方針は
私たち軽貨物配送業者にとっても最重要課題です。
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特に、近年増加している健康起因事故や
車輪脱落事故への対策は、軽貨物でも
無視できない問題です。
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局長は、関東地域における
事業用自動車交通事故削減目標の達成に向けて
官民一体となって取り組むことを表明しています。
軽貨物配送業者としても、この取り組みに
積極的に参加し、安全運行を
徹底することが求められています。
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例えば、定期的な車両点検や
ドライバーの健康管理は
事故防止の基本です。
健康状態の悪化による運転ミスや
車両の不具合が事故の大きな要因となり得るため
日常的な点検を怠らないことが必要です。
局長が提唱する「安全対策推進」の一環として
私たちも事故ゼロを目指して
努力を続けるべきです。
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利便性向上:顧客満足度を高めるために
次に「利用者の利便性向上」
というテーマについて。物流業界全体で
顧客のニーズは年々多様化し
効率的かつ迅速な対応が
求められるようになっています。
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特に、軽貨物配送業界では
少量多頻度の配送が中心となっているため
顧客対応力がビジネスの成否を左右します。
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局長が掲げる利用者の利便性向上に向けて
私たちも積極的に取り組むべきです。
たとえば、リアルタイムの配送追跡システムや
配送時間の柔軟な設定を導入することで
顧客の満足度を高めることができます。
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また、配送の効率化だけでなく
エコドライブや環境に配慮した
サービスの提供など、持続可能な
物流の実現に向けた取り組みも重要です。
働く人を大切に:
担い手不足への対応と業界全体の活性化
物流業界全体で深刻化している
「担い手不足」の問題。藤田局長は
この問題についても「働く人を大切にする」
という視点を強調し、物流の効率化と
高度化が求められていると述べています。
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軽貨物配送業界でも、ドライバー不足の
影響が顕著であり、この問題に
どう対応していくかが
今後の成長の鍵となります。
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まず、ドライバー不足の原因の一つとして
挙げられるのが、労働条件の改善です。
長時間労働や不当な運賃の据え置きといった
課題が、ドライバーの離職を招いています。
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これに対し、藤田局長は「トラックGメン」の
機能強化を図り、荷主や元請け事業者への
是正指導を徹底すると表明しています。
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私たち軽貨物配送業者も、適正な労働環境を整え
ドライバーが安心して働ける職場づくりを
進めるべきです。
さらに、物流の効率化も担い手不足解消の
一助となります。物流総合効率化法に基づき
サプライチェーン全体での効率化を
推進することが求められています。
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具体的には、AIやIoT技術を活用した
配送ルートの最適化や、共同配送の推進など
現場での業務効率を高める取り組みが必要です。
これにより、少ない人員でも高い生産性を維持し
ドライバーの負担を軽減することが可能です。
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2024年問題への対応:
物流現場の現状と今後の課題
2024年問題に関しては、長時間労働の是正や
運賃の適正化が焦点となっています。
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藤田局長は、現時点で大きな混乱は
報告されていないものの、長時間の荷待ちや
不当な運賃の据え置きが依然として
課題であると認識しています。
軽貨物配送業界でも、こうした問題に
直面している業者は少なくありません。
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この課題に対処するためには
業界全体での協力が不可欠です。
私たち軽貨物業者は、元請け企業や
荷主とのコミュニケーションを強化し
適正な運賃交渉や労働環境の改善に
努めることが求められます。
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藤田局長の指導の下、運賃値上げへの
理解を促進し、荷主側の協力を得ることで
業界全体の健全化を図っていく必要があります。
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防災対策と支援物資の輸送:
軽貨物業者が果たす役割
藤田局長は、防災に関しても言及しており
支援物資の輸送における自治体や
トラック事業者との連携強化を
進めていく方針を示しています。
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災害時における物流の重要性は言うまでもなく
軽貨物業者もその一端を
担うことが期待されています。
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私たちが果たすべき役割として
迅速な対応力や機動性の高さを生かし
災害発生時には支援物資の輸送を
円滑に行うことが重要です。
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また、地域の自治体との連携を強化し
緊急時の対応マニュアルを整備することで
社会貢献活動の一環として、地域社会に
貢献できる体制を構築する必要があります。
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まとめ:未来の物流業界へ向けて
藤田礼子局長が示す新たな運輸業界の方向性は
軽貨物配送業者にとっても
大きな示唆を与えるものです。
「安全最優先」「利用者の利便性向上」
「現場で働く人を大切に」という3つの柱は
業界の成長と発展に欠かせない要素です。
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これからも、私たちは安全運行を徹底し
顧客満足度を高めるサービスを提供する一方で
ドライバーが働きやすい環境を
整備していくことが求められます。
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担い手不足や労働環境の課題に
真摯に向き合いながら、持続可能な
物流の未来を築いていくことが
株式会社アスファレスの使命です。
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代表取締役 荒川祐太
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