共創が物流の未来を拓く──NXHDが始動する“DX×現場力”のオープンイノベーション

兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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■ 業界の枠を越えた挑戦、始動
NIPPON EXPRESSホールディングス
(NXHD)は9月16日
オープンイノベーションプラットフォーム
「AUBA(アウバ)」上で
新たな共創型プログラム
「NX-Tech HUB Open
Innovation Program」を立ち上げました。
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テーマは“業務DX・業務効率化”。
国内外の多様な企業やスタートアップから
アイデアを募り、物流現場の課題を
共に解決することを目的としています。
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NXHDがオープンイノベーションに
取り組むのは今回が初。
長年、陸・海・空をつなぐ総合物流の
リーディングカンパニーとして
日本の産業を支えてきた同社が
いま新たに「外の知恵」と「現場力」を
融合させ、物流の未来を
デザインしようとしています。
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■ 36の物流現場課題に向き合う
“現場起点のDX”
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今回のプログラムでは
36の物流現場が抱える
具体的な課題をテーマに設定。
AI・IoT・データ活用・自動化など
テクノロジーを駆使して改善できる
アイデアを広く公募しています。
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応募は10月24日まで受け付け
12月には採択企業を決定。
採択後はビジネスモデルの
ブラッシュアップや実証実験を経て
2026年春の社会実装を目指す計画です。
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注目すべきは、この取り組みが
“現場発”の課題解決を重視している点です。
単なる技術導入ではなく、実際に
荷役・輸送・倉庫管理などの
オペレーションに携わる社員の声をもとに
実践的なDXを推進していくスタイル。
ここに、NXHDの“本気度”が感じられます。
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■ 共創の発想は
地域の中小物流にも通じる
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私たち兵庫県を拠点にする
軽貨物配送業者にとっても
この“共創”という発想は
非常に共感できるものです。
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近年、物流業界では
「2024年問題」への対応や人手不足
コスト上昇など、構造的な
課題が山積しています。
しかし、単独でこれらを解決するのは
難しく、むしろ“横の連携”や
“異業種との協働”が不可欠な
時代になっています。
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たとえば、私たちのような
地域密着の軽貨物事業者でも
倉庫事業者とデータ連携し
積み込み・配送の効率化を図る
配送アプリやAIルート最適化システムを
導入し、走行距離を削減
地元自治体や企業と協働し
買い物弱者支援や地域配送を担う
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こうした「共創的な取り組み」を
進めることで、地域に根ざした
新しい物流モデルを築くことができます。
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NXHDのオープンイノベーションは
まさにその象徴的な動き。
大手企業が率先して“共に考える”
仕組みを整えることは、業界全体の
イノベーションを促す
大きな追い風になります。
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■ DXは技術ではなく「考え方」から始まる
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DXという言葉はよく耳にしますが
実際には「システムを入れること」ではなく
「現場を変えること」こそが本質です。
今回のプログラムでNXHDが示しているのは
まさに“人の知恵とテクノロジーの融合”。
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私たちの現場でも
たとえば以下のような“DXの種”があります。
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配送ルートをアプリで共有し
渋滞や天候をリアルタイムで把握
デジタル日報で稼働データを可視化し
車両ごとの稼働率を分析
顧客対応をクラウド管理し
問い合わせ対応を効率化
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こうした工夫が積み重なることで
配送の質が上がり、ドライバーの
働きやすさも向上します。
DXとは、現場を支える
「仕組みづくり」そのもの。
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それを“共創”という形で発展させる
NXHDの姿勢は、私たち中小物流事業者にも
大きな刺激を与えてくれます。
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■ 未来は「つながる物流」へ
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物流業界はいま
かつてないほどの変革期を迎えています。
AIや自動運転、ドローン配送といった
テクノロジーの進化は目覚ましい一方で
現場では「人がどう関わるか」が
より重要になっています。
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NXHDの取り組みは
単に効率化を進めるだけでなく
「人と人」「企業と企業」
「現場とテクノロジー」をつなぐ
新しい挑戦です。
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それはまさに、“つながる物流”の未来を
象徴する動きと言えるでしょう。
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私たち兵庫の軽貨物業者も
この潮流の中で何ができるかを
考える時期に来ています。
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大手が描くイノベーションの動きを
ロールモデルとして、地域レベルでも
「共創」「デジタル」「効率化」を
キーワードに、新しい物流スタイルを
築いていきたいところです。
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■ まとめ:
共に進化する物流の時代へ
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NXHDが始めたオープンイノベーションは
“大手が一方的に技術を導入する”という
時代から、“共に課題を見つけ
共に解決する”時代へと舵を切った
象徴的な動きです。
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私たち現場の配送業者も、この流れを
単なるニュースとして見るのではなく
「どう自社に取り入れられるか」
「誰と共に成長できるか」を
考えることが大切です。
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物流は、単なる運搬ではなく
“社会を動かす仕組み”そのもの。
その仕組みをより良くするために
規模の大小を超えて知恵を出し合うこと
それがこれからの物流の
あるべき姿ではないでしょうか。
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兵庫の現場からも、共創の輪を広げ
よりスマートで人に優しい物流を
実現していきたいと思います。
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