三菱重工、南海トラフ地震に備えた無人機輸送を実証!~未来の物流を支える技術が、いよいよ現実に~
兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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三菱重工業が、南海トラフ巨大地震を
見据えた災害対策訓練
「南海レスキュー2024」に参加し
無人機を活用した被害状況の確認および
重量物資の輸送を見事に
実証したというのです。
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災害時における孤立地域への物資輸送は
私たち軽貨物業者にとっても
無関係ではありません。
兵庫も南海トラフの想定震源域に近く
いつ災害に見舞われても
おかしくありません。そんな中
陸上自衛隊中部方面隊
JUIDA(三菱重工連携)による
今回の取り組みは、物流の未来に
希望をもたらすものでした。
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災害時にも活躍する無人機
その可能性とは?
今回実施された訓練では
2種類の無人機が登場しました。
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1. 小型無人機(シングルローター型)
こちらは、発災直後の
被害状況確認に使用されました。可
視光カメラを搭載し、地上からは
確認が難しい被災者の位置や
建物の被害状況をリアルタイムで
把握可能に。まさに「空飛ぶ目」として
災害初動の情報収集を迅速に
行う役割を果たします。
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2. 中型無人機(マルチコプター型)
なんとこちらは最大200kgの荷物を
運べるパワフルな機体。今回の訓練では
キリンビバレッジから提供された
2Lのペットボトル飲料水72本(計150kg)を
風速10m/s近い強風下でも安定して運び
孤立地域に届けることに成功しました。
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しかも、自動荷下ろしの仕組みを
搭載しており、ウィンチを使って
地上に荷物を下ろし
機体は再び空へ戻る――。
これが無人での自律配送で行われたのです。
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現場に立つ私たちも実感する
「輸送の限界」と「技術への期待」
私たち軽貨物業者は
日々さまざまなルートを走りながら
お客様のもとへ荷物をお届けしています。
しかし、過去の災害を振り返っても
道路の寸断、通信の途絶人手不足
といった問題で
「届けたくても届けられない」という
現実に何度も直面してきました。
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そんな中で、ドローンをはじめとする
無人輸送技術が“実用レベル”に
達しつつあるという事実は
本当に心強いです。
特に兵庫県内でも、山間部や離島を含む
多様な地域があり、今後の高齢化
人口減少によって人の手だけでは
対応しきれない課題が確実に増えていきます。
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将来の物流ネットワーク
軽貨物と無人機の融合へ
三菱重工では、この中型無人機の
さらなる改良として
ハイブリッド動力化による
航続距離200km化
衛星通信機能の搭載で
“どこでも通信”を実現
トラックでの運搬と現地での離発着対応
など、現実の運用に即した
機能強化を進めています。
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これは私たちのような地域配送業者との
協業の可能性を強く示唆しています。
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例えば…
平時は私たちがトラックで中継地まで運搬
災害時は無人機がそこから
山間部や孤立地域へ配送
荷物の仕分けや積み込みは人がサポート
こうした「人と機械の連携」こそが
持続可能な物流の鍵に
なるのではないでしょうか。
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物流は人の命をつなぐインフラへ
物流の役割は、単なる
“荷物を運ぶこと”ではありません。
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今回のように、水や医薬品
食料を無人で届ける技術は
間違いなく人の命を守る
ライフラインの一部になります。
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三菱重工が持つ防衛
航空分野の知見を活かし
民生利用としても高度な
無人機輸送を進めていることに
業界全体の進化と責任を感じました。
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最後に:
私たち地域配送業者も
新しい物流の担い手に
私たち軽貨物業者は
これからの物流DX
災害対応において
地域を熟知した実動部隊としての
役割がますます大きくなると考えています。
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だからこそ、今後は無人機・AI・IoTといった
先端技術を柔軟に取り入れ、地域と共に
成長していけるよう、前向きに学び
取り組んでいきたいと思います。
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「いざという時
地域の誰よりも頼られる存在でありたい」
今回の実証訓練から
その思いを新たにしました。
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