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自動運転トラックが走る未来。即席麺×幹線輸送の実証が物流現場に与えるインパクト

兵庫で配送するならアスファレス!
どうも。株式会社アスファレス荒川です。
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物流の現場に、また一つ
大きな転換点が訪れています。
2025年6月、日清食品とT2が協業し
自動運転トラックを用いた即席麺の
幹線輸送実証実験を開始しました。
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関東(茨城県)と
関西(大阪府・滋賀県)を結ぶ
高速道路を舞台に、「レベル2」の
自動運転技術を活用し、輸送の効率性と
実用性を検証するという取り組みです。
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私たち兵庫県を拠点に
軽貨物配送を手がけるアスファレスにとっても
この取り組みは非常に示唆に富むものであり
自動運転がもたらす近未来の物流像を
想像せずにはいられません。
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自動運転×幹線輸送=次世代物流の鍵
まず注目したいのは
今回の実証実験で活用されたのが
「レベル2の自動運転技術」である点です。
ドライバーが同乗しながらも
車両の制御においては一定の
自動化が実現されており、将来的には
「レベル4」の完全自動運転を
視野に入れているとのこと。
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これは、都市間を長距離で結ぶ
幹線輸送における人材不足の解消や
運行の安定性向上に直結する技術です。
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特に、高速道路のような
比較的制御のしやすい環境では
安全性の高い自動走行の
実現が現実味を帯びてきました。
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実際の運行ルートとしては
以下のようになっています:
1日目(往路):茨城県取手市の関東工場
→ 大阪府摂津市の自社倉庫
2日目(復路):滋賀県栗東市の関西工場
→ 神奈川県横浜市の委託倉庫
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この運行ルートは、私たちの
業務圏でもある関西圏を通っており
兵庫県内の幹線道路とも
交差する輸送動線です。
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つまり、こうした自動運転トラックが
実用化されると、地域の物流環境にも
直接的な影響を及ぼす
可能性があると言えるでしょう。
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容積効率という「目に見えにくい最適化」
今回の実験では、輸送効率の検証として
「12型パレット」を使用し
容積の最大活用を目指しています。
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即席麺のような軽量商品は
重量オーバーの心配は少ないものの
「荷台の空間をどれだけ活かせるか」が
輸送効率を左右します。
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12型パレット(1200mm×1000mm)では
従来の11型(1100mm×1100mm)に比べて
約11.7%多く積載可能であることが
実証されています。容積効率を意識した
配送設計は、実は軽貨物業界でも
重要なポイントです。
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私たちアスファレスでも
軽バンやハイエースなどの荷室を
いかに有効活用するかが、1日の
配送件数や効率に直結しています。
パレットサイズや積み付け方法の
最適化に関する知見が、自動運転時代にも
継承されるべき知識であることを
改めて認識させられました。
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安全性と信頼を担保する新たな“実証プロセス”
物流業界にとって、輸送手段が
どれだけ進化しても
「荷物を無事に、正しく届ける」ことの
重要性は変わりません。
今回の実験でも、以下のような観点で
検証が行われています:
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自動運転中の走行安定性とルート適性
渋滞や天候といった外部要因に対する影響
積載された商品の品質維持(即席麺の破損や変形など)
これは、ドライバーの安全性だけでなく
荷主・受取側の安心感をどのように
維持していくかというテーマにも直結します。
自動運転が進めば進むほど
「システム」と「人」の連携
そしてデータに基づく判断が
一層重要になる時代が訪れることを実感します。
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軽貨物配送業者として感じる今後の展望
私たちアスファレスのような
軽貨物業者が関わるのは、主に最終地点の
“ラストワンマイル”ですが、幹線部分の
自動運転が普及すれば、「中継地点」から
先のラストワンマイルの再構築が
求められる可能性も出てきます。
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たとえば:
幹線輸送からの小ロット分割
積み替えの自動化
自動運転車両に合わせた
受け渡しスケジュールの最適化
中継拠点とのリアルタイム連携による
無駄のない配車
これらはすべて、中小事業者でも
柔軟に対応できるシステム構築や
業務設計が求められる場面です。
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だからこそ、今のうちから
新しい取り組みに関心を持ち
自社業務との接点を見極めることが
重要だと感じています。
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まとめ:物流の未来は“もう走り始めている”
日清食品とT2の今回の実証実験は
「未来の話」ではなく、今まさに
動き出しているリアルな挑戦です。
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自動運転と容積効率化という2つの視点から
物流の在り方が大きく変わろうとしている今
私たち軽貨物配送事業者もその変化を
前向きに受け止め、地域に根差した
柔軟なサービスをどう育てていくかが問われています。
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自動運転技術は、あくまで“代替”ではなく
“共存”のための手段です。
人が担うべき「心の通った配送」と
テクノロジーによる「効率の最大化」が
交わる地点にこそ、これからの
物流の価値があると、私たちは信じています。
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〒651-0094
神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401

株式会社アスファレス

代表取締役 荒川祐太

tel 090-4692-8760

fax 06-6485-5786

mail asfares.del.0812@gmail.com

HP https://asfares.com
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