倉庫の「補充」を仕組み化して保管効率13%向上|オープンロジの自動補充算出ツールに学ぶ現場の知恵

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、オープンロジが提携倉庫に独自開発の「自動補充算出ツール」を導入し、保管効率を13%向上させたというニュースについてお伝えします。出荷頻度の高い商品の補充作業を仕組み化し、経験や熟練度に左右されない運用を実現したこの取り組みは、倉庫だけでなく物流の現場全体にとってヒントになる内容です。
結論からお伝えすると、現場の課題を「人の頑張り」でなく「仕組み」で解決する発想が、保管効率13%向上と安全性の改善を同時に実現しました。この考え方は、配送の現場にも通じるものがあります。
取り組みの概要
オープンロジは9月18日、FulfillX(フルフィルX)を提供している提携倉庫で、保管ラックの運用ルールと独自開発の「自動補充算出ツール」を導入し、保管効率を13%向上させたと発表しました。現場調査で見えてきた課題を一つずつ潰し、倉庫全体の保管物量を拡大しながら効率を高めた好事例です。
現場が抱えていた課題
提携倉庫の現場調査では、出荷頻度の高い商品について、フォークリフトによる商品の出し入れ作業が頻繁に発生していたことが分かりました。作業時間の増加に加え、歩行作業者とフォークリフトが同じ動線上で作業することによる安全面の課題も生じていたのです。忙しい現場ほど、動線の交錯は事故につながりかねません。
「仕組み化」で解決した3つのポイント
「属人化しない仕組み」の価値
この取り組みで注目したいのは、ツールから出力した補充リストを渡すだけで、誰でも一定の精度で作業できるようにした点です。ベテランの勘や経験に頼る運用は、その人がいなくなった途端に回らなくなります。仕組みとして標準化することで、人が入れ替わっても品質が落ちない現場がつくれます。
「誰がやっても同じ品質」が現場を強くする
オープンロジは今後、この補充運用モデルと自動補充算出ツールのノウハウを標準化し、全国の提携倉庫ネットワークへ横展開を進めるとしています。一つの現場で生まれた改善が、仕組み化によって全国に広がる。この流れは物流業界全体の底上げにつながります。
軽貨物の現場にとっての意味
倉庫の保管効率が上がれば、出荷のスピードや正確さも上がり、その先にある配送の現場にも良い影響が生まれます。私たち軽貨物の仕事も、配送ルートの組み方や荷物の積み方など、日々の小さな工夫の積み重ねです。「経験頼み」から「仕組み」へという発想は、倉庫も配送も同じだと感じます。
倉庫と配送、つながる現場改善
倉庫での仕組み化が進めば、出荷の精度が上がり、配送の現場でもミスや手戻りが減ります。物流は一つの鎖。上流の改善が下流の品質に直結するからこそ、こうした取り組みに注目していきたいところです。
まとめ|「仕組み化」が倉庫の効率と安全を同時に変える
- オープンロジが提携倉庫に「自動補充算出ツール」と運用ルールを導入し、保管効率を13%向上
- ロケーションの分離と動線の整理により、作業スピードと安全性を同時に改善
- 経験や熟練度に左右されない仕組みで、誰でも一定の精度で補充作業が可能に
- 倉庫の仕組み化は出荷精度を高め、その先の配送品質にもつながる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、倉庫から届いた荷物を確実にお届け先へつなぐ役割を日々果たしています。物流の上流で生まれる改善の恩恵を受けながら、私たちも配送の現場で「仕組み化」を意識し、品質を磨き続けます。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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