自動運転配送車両がレベル4試験を開始|NeolixのTRC実証が示す、ラストワンマイルの次の選択肢

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、中国発のAI自律型物流企業Neolixが、東京・平和島の東京流通センター(TRC)でレベル4の自動運転配送車両の実証試験を開始したというニュースについてお伝えします。10台の車両を段階的に投入し、倉庫内の通路やスロープを含む多様な環境で試験を行うこの取り組みは、日本の物流現場に自動運転配送が実装される未来を具体的に見せてくれるものです。
結論からお伝えすると、自動運転配送車両の実証試験が日本の物流拠点で本格的に始まったことは、人手不足が深刻化するラストワンマイルの現場にとっても、将来の選択肢が広がる前向きな動きです。
Neolixとは?TRCでの実証試験の概要
Neolixは中国を拠点に、AIを活用した自律型物流ソリューションを提供するグローバル企業です。レベル4の自動配送を実際の商業運用に導入するためのフルスタック技術を開発しています。シンガポールやマレーシアなど左側通行の市場での適応に続き、今回は日本の運用環境に合わせた自律配送技術の現地化に取り組みます。2026年9月11日、東京都大田区平和島のTRCにて、閉鎖コースでのレベル4実証試験の開始を発表しました。
試験車両と技術の特徴
「マップライト」技術が導入のハードルを下げる
自動運転の導入には、これまで高精度な地図の事前作成が大きなコスト要因でした。Neolixの「マップライト」型技術は、この地図作成コストを最大90%削減できる可能性があるとされています。導入コストが下がれば、大規模施設だけでなく、より多くの物流拠点で自動運転技術を活用できる道が開けます。
導入コストの壁が下がることの意味
高精度地図の作成コストは、自動運転導入の大きなハードルの一つ。このコストが大幅に削減できれば、物流施設や配送拠点での自動化がより現実的になり、業界全体の人手不足対策にもつながります。
平和島自動運転協議会という「共創」の枠組み
今回の試験は、2026年6月にNeolixが平和島自動運転協議会に参加したことを受けて実現したものです。同協議会はTRCを拠点に、自動車・物流・ICT各分野の企業が一堂に会し、自動運転の実用化を推進しています。一社だけでは実現できない技術も、業界を超えた連携で前に進む——この「共創」の姿勢は、物流に関わるすべての事業者にとって大きなヒントです。
軽貨物の現場にとっての意味
自動運転配送車両が物流施設の中で実証を重ね、やがて公道での活用へと広がっていけば、ラストワンマイルの配送にも影響が及ぶ時代が来るかもしれません。ただし、現時点では閉鎖コースでの試験段階です。私たちのような軽貨物の現場では、今日もドライバーが一つひとつの届け先に合わせた丁寧な配送を行っています。技術が進んでも、届け先のお客様と直接向き合う「人の配送」の価値は変わりません。
技術の進化と「人の配送」は共存できる
自動運転が物流施設内の搬送や定型ルートの配送を担い、私たちが地域の細やかなラストワンマイルを担う。技術と人がそれぞれの強みを活かして役割を分け合うことで、物流全体がより強くなっていくはずです。
まとめ|自動運転配送車両の実証が、日本の物流現場で始まった
- NeolixがTRCでレベル4自動運転配送車両の実証試験を開始。10台を段階的に投入し多様な環境で試験を行う
- 高精度地図不要の「マップライト」技術で導入コストを最大90%削減できる可能性がある
- 平和島自動運転協議会という業界横断の共創の枠組みが実証を後押ししている
- 技術と人がそれぞれの強みを活かし役割を分け合うことで物流全体がより強くなる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、自動運転などの技術が進化する時代にあっても、届け先一つひとつに向き合うきめ細やかな配送を大切にし続けます。新しい技術と人の力が補い合う物流の未来に向けて、地域のラストワンマイルを確実に担っていきます。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
TEL: 090-4692-8760 / FAX: 06-6485-5786
MAIL: asfares.del.0812@gmail.com
HP: https://asfares.com