卸2社の共同配送が関西へ拡大|あらた×PALTACの荷合わせが示す、企業の枠を超えた物流効率化

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、日用品卸大手のあらたとPALTACが、西関東エリアで実施中の共同配送を関西エリアにも拡大するというニュースについてお伝えします。ドライバー不足や労働人口減少が進む中、競合する企業同士が「荷物をまとめて一緒に届ける」という取り組みは、物流の効率化と現場の負担軽減を同時に実現するものです。関西で始まるという点でも、私たちにとって注目すべきニュースです。
結論からお伝えすると、企業の枠を超えた共同配送は、トラック台数の集約・CO2削減・店舗の荷受け負担軽減を同時に実現する取り組み。関西への拡大は、この地域の物流全体にとって前向きな動きです。
共同配送の概要
あらたとPALTACは9月1日、現在西関東エリアで実施している共同配送を関西エリアでも開始すると発表しました。両社は2025年7月から西関東エリアで共同配送を開始し、対象店舗を拡大しながら取り組みを進めてきました。物流効率化や配送先店舗からの高い評価を得るなど一定の成果が確認できたことから、今回の関西エリアへの拡大が決まったものです。
共同配送の仕組みと効果
「企業の枠を超える」ことの意味
物流業界ではドライバー不足や労働人口の減少が深刻な課題です。一社だけで効率化を進めるには限界があり、荷主企業同士が企業の枠を超えて連携する取り組みが求められています。あらたとPALTACは日用品卸の大手同士でありながら、「物流は一緒にやったほうが、届け先にとっても社会にとっても良い」という判断で共同配送に踏み切りました。
競合でも「運ぶ」は一緒にできる
商品で競争し、物流では協力する。この発想は、ドライバー不足時代の物流を支える重要な考え方です。西関東で成果が出たからこそ関西に広がった。実績に裏付けられた拡大というのが心強いポイントです。
関西エリアへの拡大が意味すること
今回の共同配送が関西エリアでも始まるというのは、地元で配送を手がける私たちにとっても見逃せない動きです。大手卸の配送が効率化されれば、道路を走るトラックの台数が減り、配送先店舗での荷受け作業もスムーズになります。物流全体の流れが良くなることは、同じ道路や同じエリアで日々配送している私たちにとってもプラスに働きます。関西の物流環境が一歩前に進む取り組みとして、前向きに注目しています。
軽貨物の現場にとっての意味
大手卸同士の共同配送は、幹線や店舗配送の領域で進む効率化ですが、その先にあるラストワンマイルの配送は、私たち軽貨物が担う領域です。上流の物流が効率化されるほど、「届け先に届ける最後の一歩」の重要性はむしろ高まります。
上流が効率化されるほど、ラストワンマイルの価値が高まる
幹線輸送や店舗配送が集約・効率化されていく流れの中で、地域の個別配送をきめ細やかに担う軽貨物の役割はますます大切になります。それぞれの物流が自分の強みを発揮し、全体で支え合う構造を、私たちも現場から支えていきたいと考えています。
まとめ|企業の枠を超えた共同配送が、関西の物流を前に進める
- あらたとPALTACが西関東で実施中の共同配送を関西エリアにも拡大
- 両社の商品を荷合わせし一括配送することで、トラック台数の集約・CO2削減・店舗の荷受け負担軽減を実現
- 企業の枠を超えた物流連携は、ドライバー不足時代に不可欠な取り組み
- 上流の効率化が進むほど、地域のきめ細やかなラストワンマイル配送の役割が重要になる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、物流の上流で進む効率化の流れをしっかり見つめながら、地域に根ざしたきめ細やかな配送で自分たちの持ち場を確実に守り続けます。それぞれの物流が強みを活かして支え合うことで、届け先に届く物流をつくっていきたいと考えています。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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