物流事業者は2024年問題をどう見ているか|NECの調査が映し出す業界のリアルな意識

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、NECソリューションイノベータが公開した物流に関する調査レポートについてお伝えします。法改正や2024年問題の影響を、実際に物流に携わる企業がどう捉えているのか——この調査データは、業界全体のリアルな意識を映し出しており、私たちが自社の立ち位置を考える上でも参考になります。
結論からお伝えすると、多くの物流事業者が2024年問題の影響が続くと見ている一方、約半数は「持ちこたえられる」とも回答しており、業界の受け止め方は分かれています。
調査レポートの概要
NECソリューションイノベータは、物流・卸売業向けホワイトペーパー「2026年版物流リサーチレポート【簡易版】」を公開しました。このレポートは、物流や配送、物流システムに関する企業の取り組み状況を把握するために実施されたものです。
現在物流に携わっている各企業の担当者に対して、配車・配送計画業務、物流システム(TMS/WMS)の重視点、ドライバーの労務管理、法改正の影響、物流データの活用など、幅広い項目について調査が行われました。
法改正・2024年問題の影響予測
調査から見える業界の「二極化」
この調査で興味深いのは、業界の受け止め方が分かれている点です。「自社単独では厳しくなる」と「今の体制で持ちこたえられる」がそれぞれ約30%と拮抗しており、事業者によって2024年問題への備えや体力に差があることがうかがえます。
「持ちこたえられるか」を分けるのは、日頃の備え
同じ2024年問題に直面していても、「厳しい」と感じる事業者と「持ちこたえられる」と感じる事業者に分かれます。この差を生むのは、日頃からの効率化・体制づくり・連携への取り組みです。備えのある事業者ほど、変化に対応できる余力を持っているのです。
「自社の立ち位置を知る」ことの大切さ
こうした業界調査の価値は、自社の立ち位置を客観的に把握できることにあります。他社がどう考え、どう対応しようとしているのかを知ることで、自社が業界の中でどの位置にいるのか、何が足りないのかが見えてきます。
- 業界全体の意識を知ることで、自社の対応が進んでいるか遅れているかを判断できる
- 他社の重視点や投資動向は、自社の戦略を考える上での参考になる
- 「持ちこたえられる」側に入るために、何をすべきかを考えるきっかけになる
軽貨物の現場にとっての意味
2024年問題や法改正の影響は、軽貨物事業者にとっても他人事ではありません。この調査で「持ちこたえられる」と答えた事業者のように、日頃から効率化や体制づくりに取り組んでいるかどうかが、これからの明暗を分けます。業界の動向を知り、自社の備えを見直すことが大切です。
「変化に備える側」であり続けるために
変化の影響を受けて苦しむのか、備えによって持ちこたえるのか。その分かれ目は、日々の小さな改善の積み重ねにあります。効率化・法令対応・人材育成・必要な連携——できることから着実に取り組み、「変化に備える側」であり続けることが、これからの事業の安定につながります。
まとめ|業界調査が映し出す、2024年問題への多様な受け止め方
- NECソリューションイノベータが「2026年版物流リサーチレポート」を公開。物流事業者の取り組み状況を調査
- 2024年問題の影響予測は「自社単独で厳しい」「今の体制で持ちこたえられる」がそれぞれ約30%で拮抗
- 全体では約半数が「持ちこたえられる」と回答。事業者ごとの備えや体力の差が受け止め方を分けている
- 業界の動向を知り自社の立ち位置を把握することが、「変化に備える側」であり続けるための第一歩
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、業界の変化を的確に捉えながら、日々の改善を積み重ねて「変化に備える側」であり続けます。時代がどう変わっても対応できる強い体制を築くことが、地域から信頼される物流事業者の条件だと考えています。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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