作業時間を年間3万500時間削減|佐川印刷の大型マテハンが示す「現場感覚を活かした自動化」の力

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、佐川印刷がSGホールディングスグループのワールドサプライに大型マテリアルハンドリング(マテハン)設備を納入したというニュースについてお伝えします。年間約3万500時間もの作業時間削減を実現するこの設備と、印刷会社が現場感覚を活かしてマテハン市場に挑むという展開に、物流自動化の新しい動きが見えてきます。
結論からお伝えすると、深刻な人手不足の中、大型マテハンによる自動仕分けは「年間3万時間超」という圧倒的な省人化効果を生み、物流現場になくてはならない存在になっています。
今回の納入の概要
佐川印刷は2026年7月3日、SGホールディングスグループの中核物流企業であるワールドサプライの新東京営業所(東京江東区)に、大規模自動仕分け機や自動採寸装置などから構成される大型マテハンを設置したと発表しました。
設置したマテハンは、コンベヤーラインが幅約100メートルにわたり、1時間あたり2500ケースの処理能力を持つ、佐川印刷にとって過去最大の設備です。佐川印刷は今後、労働力不足や物流量の増加が顕著な企業物流のDXソリューションとして、大型マテハンの受注・設置を加速させる方針です。
設備の主な特徴
「BCR採寸装置」がもたらすデータ活用
今回の設備で特に注目すべきは、独自開発の「BCR採寸装置」です。送り状を貼り終えた荷物を自動で採寸・計量し、送料を自動計算できるこの装置は、単なる省力化にとどまらず、将来的なデータ活用にもつながります。
「自動化」と「データ化」を同時に実現する
荷物のサイズ・重量を自動で測定してデータ化することは、送料計算の自動化だけでなく、荷物の傾向分析・車両積載の最適化など、さまざまなデータ活用の入口になります。作業を自動化しながら、同時にデータの基盤も築く——これが現代のマテハンの価値です。
拡大するマテハン市場と「現場感覚」の強み
作業効率化と省人化を迫られる物流において、マテハンは重要なソリューションです。国内マテハン市場は2兆2600億円に拡大し、さらなる成長が見込まれています。一方で、マテハン大手は業務が追いつかず大量の受注残を抱えているとされ、供給が需要に追いついていない状況です。
- 国内マテハン市場は2兆2600億円に拡大し、さらなる成長が見込まれる
- マテハン大手は受注残を抱えており、供給が需要に追いついていない
- 佐川印刷はSGHDグループの物流現場で培った「現場感覚」を強みに市場参入
軽貨物の現場にとっての意味
大型マテハンによる倉庫の自動化が進むことは、その先のラストワンマイルを担う私たちにも影響します。仕分けや採寸が自動化・高速化されることで、出荷の精度とスピードが上がり、配送につながる荷物がより正確に・迅速に準備されます。特に「自動採寸で送料を自動計算」という仕組みは、正確な配送情報の基盤になります。
「現場を知る者」が最も良いものをつくる
佐川印刷が物流現場で培った知見を活かしてマテハンを提供しているように、「現場を深く知っていること」は何よりの強みです。これは規模を問わず物流に関わるすべての人に共通します。日々の配送現場で得る知見こそが、より良いサービスや改善を生み出す源泉になります。
まとめ|大型マテハンによる自動化が、深刻な人手不足を乗り越える
- 佐川印刷がワールドサプライに過去最大の大型マテハンを納入。年間約3万500時間の作業時間削減を実現
- 独自開発のBCR採寸装置で荷物を自動採寸・計量し送料を自動計算。将来的なデータ活用にもつながる
- 2兆2600億円に拡大した国内マテハン市場で、佐川印刷は「現場感覚」を強みに成長の一翼を担う
- 倉庫の自動化が進むほど出荷精度・スピードが上がり、その先のラストワンマイルの準備も正確・迅速になる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、倉庫の自動化が進む物流の流れの中で、その先を確実につなぐ配送を担い続けます。現場で得た知見を大切にしながら、より良い配送を追求することが私たちの使命です。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
TEL: 090-4692-8760 / FAX: 06-6485-5786
MAIL: asfares.del.0812@gmail.com
HP: https://asfares.com