夜間点呼の人員を6人から2人へ|三生運輸の自動点呼導入事例が示す「その場にいなくても回る」仕組みの力

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、デンソーソリューションが公開した、運送事業者・三生運輸の自動点呼導入事例についてお伝えします。夜間点呼の人員を6人から2人へと大幅に削減し、24時間安定した点呼体制を実現したこの事例は、人手不足に悩む物流業界にとって非常に参考になる内容です。
結論からお伝えすると、点呼の自動化によって「点呼のためだけに人を確保する」という負担から解放され、管理者が本来の業務に集中できる体制が実現します。
三生運輸が抱えていた課題
三生運輸は従来、24時間稼働するドライバーのために、運行管理者のいる拠点にビデオ通話をつなぐIT点呼と、対面点呼の2種類を組み合わせて運用していました。しかし、この運用には大きな課題がありました。
点呼のためだけの人員確保やシフト調整が大きな負担になっていたほか、IT点呼における「16時間のルール」や「点呼の3分の1以上は運行管理者が実施」といった制約により、管理者の勤務時間や配置に依存した運用になっていたのです。
自動点呼導入による効果
「その場にいなくても回る」仕組みの価値
今回の事例で最も注目すべきは、「その場にいなくても回る」点呼体制への転換です。従来の点呼は、運行管理者がその場にいることが前提でした。だからこそ、24時間稼働のために多くの人員とシフト調整が必要だったのです。
「人がいないと回らない」を「仕組みで回る」に変える
特定の人がその場にいないと業務が止まる——これは点呼に限らず、多くの現場が抱える課題です。自動化によって「人の存在に依存しない仕組み」をつくることで、人員の負担が減り、24時間安定した運用が可能になります。これは省人化の本質的な答えです。
2025年法改正と点呼の重要性
三生運輸が自動点呼の導入を進めた背景には、2025年の法改正があります。点呼は、ドライバーの健康状態・アルコールチェック・車両の状態を確認する、安全運行のための極めて重要な業務です。法令で厳格に定められているからこそ、人員確保が大きな負担になっていました。
- 点呼はドライバーの体調・飲酒・車両状態を確認する安全運行の要
- 24時間稼働の事業者では、夜間も含めた点呼体制の確保が大きな負担だった
- 自動点呼は法令を遵守しながら、人的負担を大幅に軽減できる解決策
軽貨物の現場にとっての意味
点呼は、軽貨物事業者にとっても安全運行の基本です。規模によって運用方法は異なりますが、「ドライバーの体調と安全を確実に確認する」という点呼の本質は、すべての事業者に共通しています。自動点呼のような技術は、その確実性を保ちながら負担を減らす有力な選択肢です。
安全確認を「確実に・無理なく」続ける仕組みづくり
点呼や健康チェックは、毎日確実に続けることに意味があります。しかし人手や時間の制約で形骸化してしまっては本末転倒です。技術を活用して「確実に・無理なく続けられる」安全確認の仕組みをつくることが、ドライバーと社会の安全を守る土台になります。
まとめ|自動点呼が「人に依存しない安全管理」を実現する
- 三生運輸がデンソーソリューションのシステムで自動点呼を導入。津・小牧・四日市の3拠点で夜間要員を6人から2人へ省人化
- 運行管理者の立ち会いが不要になり、制度制約に縛られない「その場にいなくても回る」点呼体制へ転換
- 血圧・体温測定の活用でドライバーの健康意識向上にも貢献。24時間安定した点呼運用を確立
- 点呼や健康チェックを「確実に・無理なく続けられる」仕組みづくりが、ドライバーと社会の安全を守る土台になる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、ドライバーの体調と安全を確実に確認する仕組みを大切にしながら、安全運行を徹底していきます。技術を上手に活用し、無理なく確実に安全を守ることが、信頼される配送の土台です。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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