「心から喜ばれるサービスを」|セイノー×AZ-COM丸和の両社長が語る提携の「その先」と国力向上への覚悟

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、セイノーホールディングスとAZ-COM丸和ホールディングスの両社長が合同説明会で語った、業務提携の「その先」のビジョンについてお伝えします。先日お伝えした和佐見社長の西濃運輸会長就任に続き、両社長が描く未来像と具体的な戦略が明らかになりました。物流業界の連携が、どこを目指しているのかがよくわかる内容です。
結論からお伝えすると、両社が目指すのは単なる業務効率化ではなく、「顧客に心から喜ばれるサービス」と「国力向上につながる物流」という、より大きなビジョンです。
両社長が示したビジョンの概要
2026年6月18日に都内で開かれたセイノーHDの田口義隆社長とAZ-COM丸和HDの和佐見勝社長による合同説明会では、業務提携を通じた相互補完を強めることで、多様化する顧客ニーズへの対応と物流業界全体の持続的成長につなげていくビジョンが示されました。
両社は4月に業務提携の基本合意を締結し、和佐見社長が7月にも西濃運輸の会長に就任することが決まっています。今回はその提携が目指す「その先」が、両社長の言葉で具体的に語られました。
田口社長が語った提携の意義
「ノー検品」が生み出す驚きの効果
和佐見社長が披露した3PL事業の具体的な成果は、非常にインパクトのあるものでした。店舗での検品作業は平均15〜20分かかりますが、これをなくす「ノー検品」を実施することで、大きな省人化効果が生まれます。
500店舗で850人の人員削減効果
店舗での検品をなくすことで、500店舗では850人もの人員削減につながるといいます。物流の品質を上げることが、店舗側の負担を大きく減らす——これは「物流が荷主のビジネス全体を支える」という3PLの本質を示しています。和佐見社長は、他社が手掛けていない「ブルーオーシャン」領域をいち早く獲得することが事業の要諦だと語っています。
BCP(災害対応)における圧倒的な実績
AZ-COM丸和HDのBCP(事業継続計画)に関する実績は、特に注目に値します。同社は全国の自治体との災害時協定締結を進めており、東京都を皮切りに、8月には全都道府県との締結を完了する見込みです。
- 東日本大震災・熊本地震などで無償の支援物資輸送を実施してきた実績
- これらの経験で蓄積したノウハウを「財産」と表現
- 8月には全都道府県との災害時協定締結を完了予定
「物流を止めない」ことが、社会を守る
災害時に物流が止まれば、被災地への支援物資が届かなくなります。全都道府県との協定締結や、実際の大震災での支援実績は、物流が社会のライフラインであることの証です。このノウハウがセイノーグループとも共有されることで、より強靭な物流インフラが生まれます。
軽貨物の現場にとっての意味
両社長が語る「顧客に心から喜ばれるサービス」「物流を止めない」という理念は、規模を問わずすべての物流事業者が共有すべき価値観です。和佐見社長が「縁を大事にしていきたい」と語ったように、信頼関係と誠実さこそが、物流ビジネスの根幹にあります。
「心から喜ばれるサービス」は、軽貨物でも目指せる
大手のような大規模なネットワークやノウハウはなくても、「お客様に心から喜んでもらう」という姿勢は、軽貨物事業者こそ大切にできるものです。丁寧な配送・誠実な対応・地域への貢献——一つひとつの仕事で信頼を積み重ねることが、私たちのサービスの価値を高めます。
まとめ|提携の「その先」にあるのは、国力向上と社会への貢献
- セイノーHDとAZ-COM丸和HDの両社長が合同説明会で提携の「その先」のビジョンを提示。国力向上につながる物流を目指す
- AZ-COM丸和の「ノー検品」は500店舗で850人の人員削減効果。3PLの品質が荷主全体の負担を軽減する
- AZ-COM丸和は8月に全都道府県との災害時協定締結を完了予定。BCPノウハウをセイノーと共有する可能性も
- 「顧客に心から喜ばれるサービス」という理念は、規模を問わずすべての物流事業者が大切にすべき価値観
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、お客様に心から喜んでいただける配送を一つひとつ積み重ねていきます。大手が目指す大きなビジョンに学びながら、私たちは地域に根ざした誠実な配送で信頼を築き続けることが使命です。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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