パレット1枚から鉄道が使える時代へ|SSTとJR貨物の混載輸送サービスがモーダルシフトの壁を破る

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、Sustainable Shared Transport(SST)とJR貨物関東支社が連携し、パレット1枚単位から利用できる鉄道×トラックの混載輸送サービスを開始したというニュースについてお伝えします。「鉄道は大口だけのもの」という常識を覆す、物流の新しいモデルが誕生しました。
結論からお伝えすると、コンテナ1本単位でしか使えなかった鉄道輸送が、パレット1枚から利用できるようになりました。中小事業者にもモーダルシフトの扉が開きます。
このサービスの仕組みとは
SSTとJR貨物関東支社が2026年5月7日から開始した混載輸送サービスは、鉄道とトラックを組み合わせたシームレスな輸送スキームです。JR貨物の駅で預かったパレット貨物を鉄道コンテナに混載して鉄道輸送し、到着駅でSSTのトラックに積み替えて指定納品場所まで配送します。
出荷日当日の12時までに予約すれば、翌日午前中からの配送に対応。スピード感のある輸送体制が整っています。
サービスの主な概要
「パレット1枚から」が変えること
これまで鉄道輸送はコンテナ単位の大口利用が主流で、中小規模の荷主にとっては「使いたくても使えない」という状況が続いていました。混載対応によりパレット1枚から利用できるようになったことで、これまでトラック一択だった中小事業者にも鉄道という選択肢が生まれます。
「共同輸送」という発想が物流の常識を変える
複数の荷主のパレットを1つのコンテナに混載する「共同輸送」は、一社では埋められないスペースをみんなで有効活用するという考え方です。コスト・環境・ドライバー負担のすべてで優れた、これからの物流の姿です。
3つの社会課題に同時に対応する
このサービスが注目される理由は、物流業界が抱える複数の課題に同時に応えている点にあります。
- GHG排出量が少ない鉄道への転換(モーダルシフト)により、環境負荷を大幅に低減できる
- 長距離輸送をトラックから鉄道に代替することで、ドライバーの長距離運行・拘束時間を削減できる
- 改正物流効率化法への対応として、輸送効率化・積載率向上を共同輸送で実現できる
鉄道は「環境・人手不足・法令対応」三つの答えになる
CO2削減・ドライバー不足・物流効率化法という三重の課題に、一つのサービスで対応できる。モーダルシフトはもはや「理想論」ではなく、現場で使える実用的な解決策になっています。
軽貨物の現場にとっての意味
鉄道で幹線輸送された荷物は、到着駅からの「ラストワンマイル」でトラック・軽貨物に引き継がれます。今回のサービスでも、SSTのトラックが到着駅から納品場所まで届ける役割を担っています。鉄道混載輸送が広がるほど、その先のラストワンマイルを担う配送事業者の出番も増えていきます。
- 鉄道到着拠点から各納品先への配送ニーズが拡大する
- モーダルシフトの普及により、軽貨物が担う「駅から届け先」の配送機会が増える
- 幹線が鉄道化されるほど、ラストワンマイルの精度・速度への要求も高まる
まとめ|パレット1枚から始まるモーダルシフトが、物流の未来を変える
- SSTとJR貨物がパレット1枚単位から利用できる鉄道×トラック混載輸送サービスを開始。新潟・長野エリアの2区間でスタート
- 当日12時予約→翌日午前配送という使いやすいスキームで、中小事業者にも鉄道輸送の選択肢が広がる
- GHG削減・ドライバー負担軽減・物流効率化法対応という三重の課題に同時に対応できる
- 鉄道混載輸送の普及が進むほど、駅からのラストワンマイルを担う軽貨物事業者の出番はさらに増える
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、モーダルシフトが広がる物流の変化に対応しながら、鉄道到着拠点から受取人の手元まで確実・迅速に届けるラストワンマイルを担い続けます。幹線が進化するほど、私たちの役割はより重要になっていきます。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
TEL: 090-4692-8760 / FAX: 06-6485-5786
MAIL: asfares.del.0812@gmail.com
HP: https://asfares.com
株式会社アスファレス
〒651-0094
兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目-2-2三信ビル401
TEL:090-4692-8760 FAX:06-6485-5786