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大和物流が「物流革新プロジェクト」始動|属人化から標準化へ、全国どの拠点でも高品質を届ける組織づくり


兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。

今回は、大和ハウスグループの大和物流が2026年4月から本格始動させた「物流革新プロジェクト」についてお伝えします。「属人化していた物流オペレーションを標準化する」というこの取り組みは、規模の大小を問わず、物流に携わるすべての事業者にとって参考になる重要なテーマです。

結論からお伝えすると、「誰がやっても同じ品質」を全国の拠点で実現するための仕組みづくりが、物流会社の持続的成長を左右する最重要課題になっています。

「物流革新プロジェクト」とは何か

大和物流が2026年4月から本格始動させた「物流革新プロジェクト」は、持続可能な成長基盤の構築を目的とした組織変革の取り組みです。横河電機の子会社・横河マニュファクチャリングの伴走支援のもと、製造業で培われたDXによる標準化・品質管理のノウハウを物流オペレーションに融合させます。

全国の物流拠点で属人化していたオペレーションを可視化・標準化し、高品質な物流をどの拠点でも安定的に提供できる体制の確立を目指しています。

プロジェクトの2つのフェーズ

フェーズ1|モデル拠点での標準化実証

大阪市西成区の「大阪南物流センター」をモデル拠点に選定。属人化したオペレーションを可視化・標準化し、KPI(重要業績評価指標)を設定して改善成果を定量的に評価できる「標準モデル」を構築する

フェーズ2|エバンジェリスト育成と全社展開

「標準モデル」を全社へ波及させるエバンジェリスト(伝道師)を育成。現場とサポート部門が一体となり、各拠点が自ら変革を継続できる「自走する組織」を構築する

横河マニュファクチャリングとの伴走支援

製造業のDX・標準化・品質管理で実績を持つ横河マニュファクチャリングが伴走支援を担当。製造業の現場知見を物流オペレーションに融合させる異業種連携が特徴

目指す組織像

「自ら学び考え行動する組織」「強靭でしなやかな現場力」「顧客から選ばれ続ける真の物流パートナー」——杉山社長が掲げる3つの目標像

「属人化」という物流業界共通の課題

物流の現場では、「あの人がいないと回らない」「営業所によってやり方がバラバラ」という属人化の問題が長年の課題です。ベテランの退職・異動で急に現場が機能しなくなるリスクは、大手・中小を問わず物流事業者に共通しています。

「その人がいなくなっても回る仕組み」が組織の強さ

特定の人に頼り切った現場は、その人の退職・休職・異動で一気に機能が落ちます。仕組みで動く組織は、人が変わっても同じ品質を維持できます。これは大企業だけの課題ではなく、軽貨物事業者を含む物流全体の課題です。

「製造業の知見×物流」という異業種連携の可能性

今回のプロジェクトで特に注目すべきは、横河マニュファクチャリングという製造業DXの専門会社が物流の標準化を支援する点です。製造業は「品質管理・標準化・改善活動(カイゼン)」の文化が長年根付いた業界です。このノウハウを物流に持ち込むことで、物流現場の課題解決に新しい視点がもたらされます。

  • KPIの設定と定量的な評価で、「感覚」ではなく「数字」で改善を管理できる
  • エバンジェリスト育成により、改善文化が現場から自然に広がる「自走する組織」が生まれる
  • 異業種の成功モデルを取り込むことで、業界の慣習に縛られない発想の転換が生まれる

軽貨物の現場にとっての意味

大和物流のような大手が「標準化・可視化・自走する組織」を目指す流れは、物流業界全体のオペレーション品質への要求水準を引き上げます。荷主企業が「品質が安定している配送パートナー」を選ぶ基準として、属人化していない仕組みを持っているかどうかが問われる時代になっていきます。

小さな会社でもできる「標準化」の第一歩

配送ルートの手順書をつくる・チェックリストを導入する・報告フォーマットを統一する——こうした小さな標準化の積み重ねが、属人化を防ぎ、誰でも同じ品質で動ける組織の土台になります。

まとめ|「属人化から標準化へ」が、物流の持続的成長を支える

  • 大和物流が横河マニュファクチャリングと連携し「物流革新プロジェクト」を本格始動。大阪南物流センターをモデル拠点に標準化を実証
  • フェーズ1で標準モデルを構築し、フェーズ2でエバンジェリスト育成・全社展開という2段階アプローチで組織変革を推進
  • 製造業DXの知見を物流に融合する異業種連携が、業界の慣習を超えた発想の転換をもたらす
  • 「誰がやっても同じ品質」を実現する標準化への取り組みは、大手・中小を問わず物流事業者全体の課題であり目標

株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、標準化・仕組みづくりへの取り組みを通じて、誰が担当しても安定した高品質な配送を提供できる組織を目指し続けます。人に頼るのではなく、仕組みで動く強い現場をつくることが私たちの使命です。


株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
TEL: 090-4692-8760 / FAX: 06-6485-5786
MAIL: asfares.del.0812@gmail.com
HP: https://asfares.com

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