ヤマトが韓国スタートアップに出資|マンションのエントランスから玄関先まで届ける屋内自律走行ロボットの実力

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、ヤマトホールディングスが韓国の自律走行ロボット開発スタートアップ「WATT(ブランド名WATT)」に出資したというニュースについてお伝えします。マンションのエントランスから各部屋の玄関先まで荷物を届けるロボットが、いよいよ現実のものになりつつあります。
結論からお伝えすると、「マンションの中を自律走行してエレベーターに乗り、玄関先まで届けるロボット」が実証を経て、いよいよ本格普及へ向けた投資フェーズに入りました。
WATTとはどんな会社か
WATTは、屋内配送自動化ソリューションを提供する韓国のスタートアップです。同社が開発した建屋フロア間自律走行ロボットは、建物のエントランスから各部屋の玄関先まで荷物を自律走行で配送することができます。
最大の特徴は、建物内の構造をリアルタイムで認識し、ロボットアームでエレベーターのボタン操作・乗降を自律的に行う独自システムを開発している点です。人間のオペレーターなしに、エレベーターを使って複数フロアを移動できるロボットは非常に高い技術力を持っています。
実証実験の成果と出資の背景
「エレベーターに乗れるロボット」が解決する課題
マンションへの荷物配送は、軽貨物ドライバーにとって最も手間がかかる配送のひとつです。オートロックの解錠・エレベーターの待ち時間・各フロアへの移動・不在時の対応——これらすべてが時間と体力を消耗します。
ロボットが「マンションの中を走る」時代へ
WATTのロボットはエレベーターのボタンを自分で押して乗り降りし、各部屋の玄関先まで荷物を届けます。これが実用化されれば、ドライバーはマンションのエントランスに荷物を預けるだけで配送が完結する未来が見えてきます。
再配達問題への新しいアプローチ
日本の物流業界が長年抱える再配達問題。不在による再配達は、ドライバーの労働時間増加・CO2排出増加・配送コスト増加という三重の課題を生み出しています。屋内自律走行ロボットが普及することで、この問題に新しいアプローチが生まれます。
- ロボットが玄関先まで届けることで、宅配ボックスや置き配が難しい住戸でも非対面受け取りが可能になる
- 再配達の回数が減ることで、ドライバーの労働時間削減・CO2排出削減が実現する
- 大規模マンション居住者の受け取り利便性が向上し、EC購入へのハードルが下がる
軽貨物の現場にとっての意味
屋内配送ロボットが普及すれば、マンションへの配送の一部はロボットが担うようになります。しかし同時に、ロボットが対応できない配送——重量物・冷凍冷蔵品・署名が必要な荷物・ロボット未対応の建物——は引き続き人間のドライバーが担います。
ロボットが担えない配送ほど、人の価値が高くなる
屋内ロボットが標準化された配送を担うほど、人間のドライバーに残るのはより複雑・高度・個別対応が必要な配送です。これは軽貨物ドライバーの仕事が「高付加価値化」していく流れでもあります。
まとめ|マンション屋内配送ロボットが、ラストワンマイルの形を変える
- ヤマトHDが韓国スタートアップWATTに出資。エレベーターを自律操作し玄関先まで届ける屋内配送ロボットの普及を支援
- 関東3か所の大規模マンションでの実証実験で走行安全性・受け取り利便性が確認済み
- 再配達問題・ドライバー不足・CO2削減という複数の課題に同時に対応できる新技術
- ロボットが標準配送を担うほど、人間のドライバーに残る仕事は高付加価値化していく
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、屋内配送ロボットが広がる時代においても、人にしかできない配送の価値を磨き続けます。複雑な状況への対応・受取人との丁寧なやりとり・臨機応変な判断——これが私たちの強みであり続けます。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
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