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お知らせ 2026.10.22

タワマン1棟で毎日225分の館内配送|大和ハウスほか3社の湾岸ドローン実証が再配達と配送負荷に挑む

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。

今回は、大和ハウス工業・NEXT DELIVERY・エアロネクストの3社コンソーシアムが、東京都臨海部のタワーマンション向けドローン配送の実証団体に採択されたというニュースについてお伝えします。豊洲・晴海・木場エリアで、レベル3.5の飛行実証から最大5機の複数機運航検証まで段階的に取り組むプロジェクトです。都市部の配送現場が抱える「タワマンの館内配送負荷」という構造的な課題に、ドローンで切り込む注目の取り組みです。

結論からお伝えすると、タワーマンション1棟あたりの館内配送作業時間は1日225分、うち約120分がエレベーター待ちや移動。この構造的な負荷を空からの配送で解消しようという試みは、配送ドライバーの働き方にも直結するテーマです。

実証プロジェクトの概要

大和ハウス工業、NEXT DELIVERY、エアロネクストの3社コンソーシアムは、東京都デジタルサービス局が実施する「都市部でのドローン物流サービスの社会実装促進事業」の臨海部エリアでの飛行・サービス実証団体に採択されました。事業実施期間は2028年3月31日までで、東京都臨海部の豊洲・晴海・木場エリアが対象です。

2026年度は1機体による初期確認飛行とレベル3.5飛行実証、2027年度は実際の注文や荷物を用いた定常配送実証と最大5機による複数機運航検証を行います。東京都が補助率100%で財政支援し、2026年度最大3000万円、2027年度最大5000万円の規模です。

タワマン配送の「構造的な課題」とは

都市部の再配達率は9.5%

都市部での宅配便の再配達率は9.5%にのぼり、配送現場の負荷を高めている

1棟あたりの館内配送に1日225分

タワーマンションでは1棟あたりの館内配送作業時間が1日225分に達する

約120分がエレベーター待ちや移動

225分のうち約120分がエレベーター待ちや移動に費やされ、ドライバーの稼働効率を圧迫している

非対面受け取りでプライバシー向上も

ドローン配送が標準モデルとして確立すれば、居住者の非対面受け取りによるプライバシー・セキュリティの向上も期待される

段階的に進める実証の設計

このプロジェクトの特徴は、2年間をかけて段階的に進める設計です。2026年度はデジタルツイン技術や現地調査を活用したルート検証、関係機関との調整・許認可取得のうえ、1機体での初期確認飛行とレベル3.5飛行実証を実施します。住民向けデモフライトなどを通じた社会受容性の検証も進めます。

2027年度は、確立したルートで実際の注文や荷物を用いた定常配送実証に移行。同一エリア内で最大5機の複数機運航検証を行い、収益モデル・事業性の評価や災害時運用手順の整理まで行います。飛行基盤の確立からサービス検証へ、着実にステップを踏む進め方です。

「エレベーター待ち120分」を空から解消する発想

ドライバーがタワマンのエレベーターを何度も待ち、各階を回って荷物を届ける——この構造的な負荷をドローンで置き換えられれば、配送現場の時間と労力の使い方が大きく変わります。タワマンを「物件付帯の共用インフラ」として空から届ける仕組みは、配送効率の課題に対する新しいアプローチです。

臨海部の「孤立リスク」に備える物流

この実証にはもう一つ重要な視点があります。臨海部は橋梁の被災等により孤立するリスクがあり、その際に処方薬、粉ミルク、アレルギー対応食など代替困難な緊急物資を空から届ける手段としても想定されています。平時のドローン配送で培ったルートやオペレーションが、災害時の命綱になりうるという考え方です。

軽貨物の現場にとっての意味

タワマン1棟で225分、そのうち120分がエレベーター待ち——この数字は、軽貨物ドライバーなら肌感覚でわかる「あの時間」です。もしドローンがタワマンの上層階への配送を担うようになれば、ドライバーは他のエリアや他の荷物に時間を使えるようになります。空の物流と地上の物流が役割を分担することで、限られたドライバーの稼働時間をより有効に使える可能性が広がります。

空と地上の「役割分担」がドライバーの時間を変える

ドローンがタワマンの高層階を担い、ドライバーが地域のきめ細やかな配送に集中する。それぞれの得意な領域で力を発揮する役割分担が進めば、配送現場の働き方そのものが変わっていく可能性があります。

まとめ|タワマン配送の構造的課題に、ドローンが空から挑む

  • 大和ハウス工業・NEXT DELIVERY・エアロネクストの3社が東京都臨海部でタワマン向けドローン配送実証に採択
  • タワマン1棟あたり1日225分の館内配送、うち約120分がエレベーター待ちや移動という構造的な課題の解消を目指す
  • 2027年度には最大5機の複数機運航検証や、災害時の孤立地域への緊急物資輸送の運用手順整理も実施
  • 空と地上の物流が役割を分担することで、ドライバーの稼働時間をより有効に使える可能性が広がる

株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、空の物流と地上の物流が役割を分担するこれからの時代にも、地域に根ざしたきめ細やかな配送で自分たちの持ち場を守り続けます。それぞれの物流手段が強みを活かすことで、届けられる範囲はもっと広がると信じています。


株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
〒651-0094 神戸市中央区琴ノ緒町5-2-2 三信ビル401
TEL: 090-4692-8760 / FAX: 06-6485-5786
MAIL: asfares.del.0812@gmail.com
HP: https://asfares.com

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