Amazonが新幹線で商品を運ぶ時代へ|青森・函館・金沢の当日配送拡大が示すミドルマイルの新しい形

兵庫で配送するならアスファレス。株式会社アスファレス代表の荒川です。
今回は、Amazonが新幹線を活用した商品輸送を開始し、青森・函館・金沢エリアでの当日配送を拡大したというニュースについてお伝えします。「新幹線が荷物を運ぶ」という発想が、地方エリアのEC配送スピードを一気に引き上げています。
結論からお伝えすると、新幹線の「定時性・速達性」をミドルマイル輸送に組み込むことで、これまで難しかった地方エリアでの当日配送が現実になりました。
今回の取り組みの概要
Amazonは2026年5月28日、新幹線を活用した商品輸送の委託を開始したと発表しました。JR東日本・JR北海道・JR西日本の協力のもと、東北新幹線「はやぶさ」(東京〜新青森)、東北・北海道新幹線「はやぶさ」(東京〜新函館北斗)、北陸新幹線「はくたか」(東京〜金沢)の3路線で、新幹線車内の業務用スペースの一部を活用します。
これは、Amazonの拠点間を輸送する「ミドルマイル輸送」に新幹線の定時性・速達性を組み込む取り組みです。
新幹線輸送の主なポイント
「ミドルマイル」を新幹線が担う意味
物流には「ファーストマイル(生産地〜倉庫)」「ミドルマイル(拠点間輸送)」「ラストマイル(拠点〜配送先)」という区分があります。今回新幹線が担うのは、この「ミドルマイル」の部分です。
「速くて、時間通り」が新幹線の最大の価値
新幹線の最大の強みは「定時性」と「速達性」です。東京〜新青森・新函館北斗・金沢といった長距離を、トラックよりも圧倒的に速く・時間通りに移動できます。この強みをミドルマイルに組み込むことで、地方エリアでの当日配送という難しい課題が解決されました。
地方エリアのEC配送が変わる
これまで都市部と比べて配送スピードに地域差があった地方エリアにとって、この取り組みは大きな変化です。青森・函館・金沢といったエリアでも、都市部と同様の当日配送が実現することで、地域住民のEC利用体験が大きく向上します。
- 地方エリアでも都市部と同等の配送スピードが実現する
- 新幹線の定時性により、配送スケジュールの予測精度が向上する
- トラック輸送区間の短縮により、長距離ドライバーの負担軽減にもつながる
軽貨物の現場にとっての意味
新幹線で運ばれた商品が新青森・新函館北斗・金沢の駅から拠点に届き、そこから最終的に各家庭・事業所へ届けるのは、地域の配送事業者です。新幹線が担うのは「ミドルマイル」までであり、その先の「ラストマイル」は変わらず人とトラックが担います。
新幹線が速くなるほど、ラストマイルの「時間との勝負」が始まる
当日配送が実現するためには、新幹線で到着した荷物をその日のうちに配送先まで届ける必要があります。ミドルマイルが高速化するほど、ラストマイルにかけられる時間は短くなり、配送現場の効率と精度がより一層問われるようになります。
まとめ|新幹線がミドルマイルを担う時代、ラストマイルの精度が試される
- Amazonが新幹線を活用したミドルマイル輸送を開始。東京〜新青森・新函館北斗・金沢の3路線で展開
- 新幹線の定時性・速達性により、青森・函館・金沢エリアで数百万点の商品が当日配送可能に
- トラック輸送と比べ新幹線輸送区間のCO2排出量も低減。スピードと環境配慮を両立
- ミドルマイルが高速化するほど、ラストマイルにかけられる時間は短くなり、配送現場の精度がより重要になる
株式会社アスファレスは、兵庫から「最後を任される会社」として、幹線輸送がどれだけ高速化しても、その先の「最後の一手」を確実な時間とともに届け続けます。新幹線が運んできたスピードを、最後までつなぐのが私たちの仕事です。
株式会社アスファレス 代表取締役 荒川祐太
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